弊社の鶏舎は、新潟県柏崎市西山町にある開放鶏舎です。
開放鶏舎とは、カーテン調節により自然の光や空気を取り入れることのできる鶏舎のことです。
平成23年3月、日本では初となる「アニマル・ウェルフェア」対応鶏舎への全面改修が完了いたしました。
今までは弊社独自の薄飼い(うすがい)によるケージ飼育を行っておりましたが、動物愛護先進国であるEU各地域の飼養管理基準に対応した「ユーロベントEUケージシステム」を導入することにより、これまで以上に鶏の健康に配慮し、より良質な卵を生産できる体制を整えることができました。
動物愛護対応ケージには給水器や給餌器に加え、止まり木やネストエリア(産卵しやすいようカーテンで周囲を覆い薄暗くした巣のような領域)、爪とぎ、遊び場が用意されております。また、鶏一羽辺り750平方センチメートル(EUの飼養基準)の床面積が確保されています。
糞はケージ直下に設置してあるベルトの上に落ちて処理されますので、長時間鶏や卵に付着したままになることがなく、衛生的です。
EUではこのケージを縦に三段重ねて飼養するのが一般的ですが、弊社では確実に目視できる範囲で飼育したいという思いから、二段に抑えています。
参考:東西産業貿易株式会社様サイト内 ユーロベントEUケージシステム
「アニマル・ウェルフェア」は、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」などと訳されてきましたが、「福祉」という言葉が誤解を招きがちなため、社団法人畜産技術協会の指針では、「快適性に配慮した家畜の飼養管理」と定義しています。
世界動物保護協会(World Society for the Protection of Animals) では以下の五つの自由を用いてアニマル・ウェルフェアを定義しています。
弊社では、「アニマルウェルフェアの考え方に対応した採卵鶏の飼養管理指針」(平成21年3月 社団法人畜産技術協会)に基づき、飼養を行っております。
鶏の健康状態を毎日観察し記録するとともに、清掃等鶏舎内での作業時に鶏にストレスを与えないよう十分配慮しております。また、強制換羽(絶食により人工的に産卵休止期間を設け、卵質や産卵率を回復させる方法)は行っておりません。
鶏舎にはクーリングパドを設置し、夏場でも飼養に適した快適な温度を保てるようにいたしました。
動物愛護対応ケージの導入よって鶏のストレスを軽減するとともに、毎日の採卵時に目視によって鶏の健康状態や鶏舎内の衛生状態を確認することで、快適な環境を整えております。
また、採卵は毎日行っておりますので、新鮮なうちにお客様の元へお届けできます。
卵の真の品質とは、その卵を産む健康な鶏を飼育するところから生まれると弊社では考えております。